木のモデルって作るの大変なんだよね…
ああ、わかります。ぼく、まぢで無理…
木はプロシージャルで作りやすいぞよ。古くはL-Systemという植物の成長プロセスをアルゴリズムに落とし込んだものもあるしの。
SpeedTreeというソフトが有名じゃの。
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インストールについて
環境によってはインストールしただけでは動かないことがあるようです。
以下から、Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 Redistributable Package MFC Security Updateをインストールすると動作しました。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=26368
https://www.evolved-software.com/board/viewtopic.php?f=29&t=404
こちらの下から2番目の投稿参考
ごく簡単な木を作ってみよう
Fileメニュー>New Tree から新規作成します。
起動すると、まず幹だけが出ている状態になります。
幹の作成
Trunkタブに移り、Load Textureでテクスチャを割り当てます。
BarkタブのDiffuseの欄にある、Loadボタンでテクスチャを読み込みます。
サンプルテクスチャがいくつか用意されています。
ここでは bark02を選択。
Diffuseで指定したテクスチャの命名を元に、自動でノーマルマップやラフネスマップも読み込まれます。
これで幹のモデルにテクスチャが割り当てられます。
枝の作成
続いて、Branchタブへ移り、Branch Countを20にします。
ツール画面左のアイコンから、Add Twigを実行し、小枝を追加します。
追加されたTwigsを選択し、Branch Countを40に変更。
小枝が追加されました。
葉っぱの作成
Leafタブに移り、Leaf Creationの項目で、DiamondとPoly Quadにチェックを入れ、
Leaf Count を100に変更します。
続いて葉っぱのテクスチャを読み込みます。
Texture Rotate 45にチェックを入れておき、Load Textureボタンを押します。
LeafタブのDiffuseの欄のLoadを押します。
branch01.pngを選択
これでテクスチャが割り当てられました。
サンプルのテクスチャは画像左下を基点として葉っぱのテクスチャが作成されています。
モデルの形状をDiamondにしておいて、Texture Rotate 45にすると45度UV回転して葉っぱモデルにぴったり合わせて貼ってくれるようになっています。
さらに葉っぱを追加するため、ツール画面左のアイコンから Add Leafボタンを実行
Leaf Countを200とし、これまでと同様に設定してテクスチャを割り当てます。
2つ目のLeafは、Leaf PositionのAttachment Layerが自動で小枝の1) Twigsに配置されるようになっています。Leaf Position ModeをRandomizeに変更しました。
これで完成となります。
様々な機能
Tree Itには他にも様々な機能があり、有料ソフトに引けを取らないほどです。
枝用のテクスチャレンダリング機能
Tree Itの木のを使って枝木モデルを作成
Render To Texture機能でテクスチャとしてレンダリングします。
テクスチャはDiffuse、Normal、Roughness、Translucencyの4種が作成出来ます。
ジョイントによる形状編集
パラメータで作成した幹や枝のモデルは、ジョイントモードで
Imposter
ビルボード用のテクスチャを作成する機能もあります。
Texture Atlas
テクスチャを読み込んでUVレイアウトの用に並べてアトラステクスチャを作成可能
すごい高機能ですね!これが無料とはすごい…
有料のSteam版もあるようなので、作者を応援したい方にはオススメです
チュートリアル
ねじれたファンタジー風の枯れ木の作り方を細かく解説されております。お勧めです。
Trees Library (gumroad)
https://lui.gumroad.com/l/qyKQ
サンプルとして入っている木のデータを、Unreal Engineで使用可能にしているサンプルデータがgumroadで公開されています。
気になった方は是非試してみてください。
Tree It は、アプリやゲーム用の独自の 3D ツリー モデルを簡単に作成できる、
使いやすいリアルタイム 3D ツリー ジェネレーターです。
すべてのモデルのエクスポートは、どのエンジンやプロジェクトでも自由に使用できます。
特徴