Felipe Del Rio氏による、Blender4.0のジオメトリノードを使ったスタイライズド調なプロシージャルビルのアセットがGumroadにて無償公開されています。
Procedural buildings with Geometry Nodes
ダウンロードしたblendファイルには動画にもある3タイプのビルのアセットが入っています。
Contents
使い方
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231229_Blender_ProcBuildings_00.png)
ジオメトリノードのパラメータには、基本的には幅や高さ、奥行に何個アセットを並べるかの指定をします。また、ベランダなどの追加のエクステリアの配置個数なども指定できるようになっていました。動作はかなり軽快です。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/EyeCatch_20231230_Blender_ProcBuildings.gif)
サクサク動いてるね!すごい
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231229_Blender_ProcBuildings_01.jpg)
アセットは、モジュール毎に切り分けて作成したモデルを、ジオメトリノードへ渡してインスタンス配置を行っているタイプのようです。
ビルなど建物を作る際によく利用される手法じゃの
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231229_Blender_ProcBuildings_04-1024x903.jpg)
ただ、パラメータ次第では、モジュールが繋がらずに離れたり重なってしまう事があるようでしたので、結果を見ながら微調整が必要となりそうです。
ジオメトリノード内はどうなってる?
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231229_Blender_ProcBuildings_02.png)
ジオメトリノードを開いてみましたが、シンプルにまとまっていました。
大きなノードは一つ一つ別のグラフになっているようで
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231229_Blender_ProcBuildings_03.png)
中を見てみると、このようなグラフになっており、1つ1つはシンプルな処理でした。
恐らく等間隔に並べたポイントクラウドへモデルをインスタンス配置しているのだと思われます。
思ったよりシンプルですね。だからこんなに高速動作するのだろうか?
管理人は普段Houdiniユーザーであるのですが、まだBlenderのジオメトリノードについては初心者なので、参考にして学ばせて頂こうと思います。
気になる方は是非チェックしてみてください。
作者:Felipe Del Rio