最近マイブームとなっているInstaMATですが、今回はElementグラフのチュートリアルとして入っている『Twisted Cables Procedural Modeling』を触ってみました。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample01.jpg)
Elementグラフ作成時のテンプレートの一番下にあります。
このグラフでは、ポイントクラウドを使ったプロシージャルモデリングで捻じれたケーブルモデルを作成して、デプスからハイトマップを撮影し、テクスチャにするサンプルになっているようです。
ポイントクラウドを使ってモデルをばら撒いたり、グラフの中で3Dモデルを扱えるのがサブスタンスデザイナーとの大きな違いみたいですね
作成の流れ
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample02.png)
まず、Mesh Shape Generatorでシリンダーのプリミティブを作成。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample03-1024x498.png)
シリンダーから、ポイントクラウドを PointCloud From Meshで作成。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample04-1024x533.png)
PointCloud Cull Volumeで球状にポイントクラウドをカリングしてから、PointCloud Transformでスケール調整。
うっ、頭が・・・
すでにノードが一杯で覚えるのツライ・・・
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample05-1024x590.png)
シリンダーのモデルを、Mesh Scatter On PointCloudで配置。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample06.png)
Mesh Bendでシリンダーをひねってコード状に。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_CableSample07-1024x719.png)
出来上がったモデルを、Mesh Render Depthでハイトマップ撮影し、
これをHeight To Ambient OcclusionでAOマップに変換
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2024/02/InstaMAT_MeshRender.gif)
Mesh Render Depthノードでは、ピボットを編集すればカメラを回すことが出来るので、
モデルの角度を気軽に変更できます。
モデルをリアルタイムに触れるのが便利ですね!
3Dモデル素材をシームレスにプロシージャルテクスチャ作成に繋げられるのは
新しいワークフローに感じました
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