Adobe Substance 3D公式Youtubeチャンネルにて、スプラインノードを使った葉っぱのQuicktipsが公開されていたのでやってみました。6分ほどの短い動画です。
Splineノードの使う際の制作の流れが分りやすいので、これからSpline&Path Toolsを学習される方にはちょうど良い動画となっていました。
Spline&Path Toolsは色んなノードがあって高機能そうなんだけど扱いが独特なんだよね。
おおまかな制作の流れ
Spline (Poly Quadratic) ノードを3つ使い、葉っぱの輪郭と中心線をスプラインで描きます。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_01.png)
Spline Select ノードを使い、右側の輪郭を抽出し、左の輪郭と Spline Appendで合成します。
これを、Spline Fillで塗りつぶして葉っぱのマスクを作成。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_02.png)
Spline Bridge(List) を使うと、葉っぱの輪郭線を繋いだスプライン群を作ることが出来るので、
側脈となるラインをこれで作ります。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_03.png)
このスプラインを使って、Spline Bridge Mapper GrayscaleノードでノイズをUVマッピングするように貼り付けることが出来ます。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_04.png)
また、葉っぱの輪郭とSpline Bridgeで作成した側脈ラインを Spline Appendで一つに結合します。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_05.png)
これらの作成した要素群を使って加工していき、ハイトマップを作っていきます。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_06.png)
茎部分は別でSpline(Cubic)ノードで描いたスプラインを使っています。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_07.png)
これを合成すればハイトマップの完成となります。
![](https://cg-journal.com/wp/wp-content/uploads/2023/12/20231231_SD_SplineNodeLeaf_08.png)
上流のスプラインを編集すれば、全て追従してくれるのは良い!
プロシージャルならではだね
気になる方は是非チェックしてみてください。
葉っぱの部位ごとの名称はこちらのサイトで紹介されており、参考になります。
樹木の名前の調べ方・入門編 | 島根県立三瓶自然館サヒメル